Justyさん
いつも拝見しております。
私は将来的に海外での就労を希望しておるのですが、外資系企業で 働くと海外で就労するチャンスは増えるのでしょうか。
海外志向弁護士
海外志向弁護士様
ご質問ありがとうございます。
外資系企業の日本オフィスから同じ会社の海外オフィスへ転勤する には2つのパターンが考えられます。まず日本で法務部長になり、 その後東アジアの法務部長になって香港かシンガポールへ転勤とい うパターンです。これには時間も必要ですし、何より相当な競争に 勝ち残る必要があります。日本だけでなくアジア地域で出世競争に 勝つためには、弁護士スキルだけではなく英語力と社内政治が上手 であることが必須です。
もう一つのパターンは社員のモビリティを奨励している会社に就職 し海外勤務を希望するパターンです。数は少ないのですがこういっ た外資系企業は存在しています。海外志向の強い日本国法弁護士は それほど多くなく、法務部内の競争は激しくない可能性もあります 。ただ、日本オフィス全体を見渡すとモビリティを希望する社員が 一定数いる可能性はあり、ここでもある程度競争はあると推測され ます。
良い御縁に巡り会えますように。
Justy